老後の資金はどのくらい貯めておくのがベストなのか

老後の生活資金を不安に思いませんか

少子高齢化が進んでいることが毎日のように伝えられている近年ですが、実は今の状態はまだまだ序の口であり本格的に子供の数が激減していることを実感するのは2020年からとされています。

わずかに少子化が改善したという調査結果も聞かれているものの今後戦後間もなくのように1世帯あたりが4~5人を当たり前に出産するという時代が復活するとは思えませんので、少なくとも団塊ジュニア世代が寿命を迎えるまでは人口ピラミッドの構造は変化することはないでしょう。

その影響をもろに受けることになるのが現在労働人口の中心になっている20~40代くらいまでの人たちです。

今の時点で既に年金制度は厳しい状態に置かれており、今後はますます受給年齢が引き上げになったり支給額が引き下げられたりということが予想されています。

少なくとも今の年金制度は現役世代が高齢者に支給する年金を負担するという構造になっているので、今後大幅な改革でも行われない限り維持をしていくことは不可能です。

そこで既に現役世代の多くは「将来もらえるかどうかわからないような年金をあてにはできない」とばかりに貯蓄や資産形成に乗り出しています。

実際今から20~30年後にどういったことが起こっているかは予想できませんが、少なくとも今堅実な資産形成に乗り出す選択は間違ってはいないでしょう。

目安とされるのは1500万円

しかし老後といっても何歳まで生きることができるかはわかりませんし、どういった家族構成でどのような環境で過ごすかということにより必要な金額は大きく変わってきます。

ですので老後仕事を引退してから必要な金額は「1億円」や「5~6千万円」といったとんでもないような金額が必要と言う経済の専門家もいたりします。

いろいろな意見がありますが一般的な資産として標準的な生活を健康に送ることができたと仮定した場合、必要な金額の目安となるのはおおよそ「1500万円」くらいではないかと言われています。

もちろん1億円でも数千万円でも多く貯蓄できているならそれにこしたことはありませんが、だいたい安定的に住む場所が確保できるなら1千万円~2千万円くらいの蓄えがあれば大丈夫ではないかと言われています。

この1千万円という金額はそこだけを見ると「そんなに貯めることなんてできないよ!」と思うかもしれませんが、定期積金などで月に2万円、ボーナスとして5万円を積んでいくことができれば30年で十分クリアできます。

老後のためにコツコツと少しずつでもお金を残しておくようにしましょう。

いざというときのために保険も忘れずに

もう一つ注意しておきたいのが、高齢になってくると不測の出費も多くなってくるということです。

最もリスクが高いのが「病気」で、糖尿病や高血圧など慢性的な病気になってしまった場合にはずっと定期的に通院が必要となってしまうと同時に、ちょっとした拍子に大きな病気を発症してしまうこともありえます。

また高齢者の死亡原因第1位の「がん」も40歳を超えたころから急激にリスクが高まります。

そうした場合に備えできるだけ若いうちから長期の医療保険など病気リスクを回避できる保険に加入しておく必要があります。

老後の生活のために必死にお金を貯めるということもよいのですが、同時にできるだけ健康寿命を伸ばし健康状態を維持することもまた老後の生活のコストを減らす大きな要素になってきますのでくれぐれも健康状態には気をつけて無理をしすぎないようにしてください。