人にお金を貸す時のメリットとデメリット

金の切れ目が縁の切れ目の本当の意味

古くからのことわざに「金の切れ目が縁の切れ目」というものがあります。

これはそのままに解釈をすると「お金でつながっている関係は、お金がなくなった途端に切れてなくなってしまう」ということになります。

言葉が使われる場面としては例えばお金目当てに集まってくる友人や愛人といったものが想定されますが、実はそこまで大げさでなくとも身近な例でもよくそうしたことは起こります。

額面通りの意味とは異なりますが、例えばそれまで仲良くしていた友人や家族、親類から急に「お金を貸して」と言われたときに安易にその金額を貸してしまったがために相手への信頼感をなくし、それ以降の付き合いを自分から切ってしまうということもよくあります。

こうした場合も広い意味で「金の切れ目」が「縁の切れ目」になってしまうということになるでしょう。

友人知人にお金を貸すなら返ってくることは期待しないこと

他のものならともかく、お金というのは貸し借りによって恨みつらみが起きやすくなるデリケートな問題です。

借りる側としては「自分が困っている時なんだから助けてくれるのが友人・家族・親戚だろう」と思うのでしょうが、貸す側としてはそれを安易なギャンブルや浪費に使われてしまうと思うと相手の人間性を疑ってしまいます。

まして困っていると頼まれて貸す場合には利息をつけてくれとは言いづらく、そのうえ返済期限を延滞されるとなるとそれまでの親しかった時期が帳消しになるほどの不信感につながってしまいます。

もし知人など親しい人にお金を貸してほしいと頼まれたら、そのお金は「貸す」のではなく「あげる」と思った方がよいでしょう。

そもそもとして相手に不信感を持ちたくないなら貸さないということの方が無難です。

求められた金額を貸すことで得られる相手からの信頼感というメリットと、自分が抱くだろう不信感であるデメリットをきちんとはかりにかけどうするかということを慎重に選んでください。